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こんどこそ
スーパーエッシャー展へ行ってきました。

最初はモノトーンの版画が続きます。
小さくバッハが流れていて、
こんな雨の日のしっとりした雰囲気が
あっているような気がしました。

エッシャーは「光と影」や「表と裏」などの関係を
注意深く捉えられる人なんだなぁ。
そう思いながら進んでいきました。

直線や曲線でこれほど陰影や立体感が
表せるなんてすごい。
(よく見るとものすごい線や点で作品が
なりたっている)

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                   「デルフトの中央広場」(図録より)

視点もおもしろい。

その先に行くと、
もう一つ一つの作品の前で、
頭がぐるぐるになってきました。
「どうして頭の中でこんなに不思議な構図を
計算しながら描けるんだろう」

平面も立体も一つの作品の中に
組み合わせているそうで、
それが「これは一体どうなってるの?」
を引き起こす原因らしい。

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                  「上昇と下降」(図録より)

これは階段を上っている人はずっと上り続け
下っている人は下り続けるという
実際にはありえない構図になっているもの。

アルハンブラ宮殿のタイルから影響を受け
平面を規則的に分割したパズルのような作品も
登場し、これもおもしろい。

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               「円の極限」(図録表紙)

こういった構図を考えていく過程が
エッシャーノートとして公開されていて
細々した計算や組み合わせの下書きなどが
あって、興味深かった。

すごいなぁ。
自分の頭でこんなこと考えてたら
ぐちゃぐちゃになっておかしくなりそう!
見ているだけでも混乱してくるもの。

試しに帰りの電車の中で
パズルみたいになにか組み合わせる
モチーフを考えてみた。
ノーアイデアのところ、車窓から
スズキ自動車の看板がみえた。
「そうだ、Sの字だったらパズルみたいに
ずっと組み合わせられる!」

せいぜいこんなもの・・・。

エッシャーさんはすごいな。

展覧会サイトもかっこいいです。
         ↓
スーパーエッシャー展-ある特異な版画家の軌跡-
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by mpana | 2006-11-28 21:05 | 美術展・個展など
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