<< まわりにある色 大泉洋×2 >>
オルセー美術館展
b0093920_2131930.jpg行ってきました。

印象派の絵画。
作品はどれもきれいだなぁと思う。少女の頬がやわらかい紅色にそまっていたり、光の感覚だけの世界に入ってしまったような淡い色の世界。そういうのはすき。でも、きれいだな、と思う以上に心に響くものがあまりなくなってしまった。以前はもっと感動しながら観ていたと思うのだけれど・・・。






やっぱり、ゴッホがすき。2点しか作品はなかったので、
その2つの前でしばらく過ごす。
絵の前に立っていると、
ゴッホという人、そして思いがすごく伝わってくる気がする。

きれいに夢の世界みたいに描くのとは違う。
そこにある自然やものを、一度自分の中に入れ、
自分の中を通った後、作品としてキャンバスに現れるもの。
そこには、芸術、絵に対する強い情熱が込められていて、
人間には敵わない自然のすごさ、色のすごさ、というのが
額縁からはみだしそうなくらいに力強く描かれている。

絵のことはよく分からないけれど、
ただ、ゴッホを観ると、美しく繊細な作品を描く画家以上に
強烈にうったえかけてくるものがいつもある。
心がぐいっと動かされる。

ゴッホ以外では “フランソワ・ガラ” の
「ベートーヴェンに捧げる思索のための神殿、神殿幻想、月光」
という作品が気になった。

ベートーヴェンの「月光」。
学生時代、ピアノをならっていた頃は、夜雲の合間に見え隠れする月の表情を
イメージしながら弾いていた。
ジャック・マイヨールがこの曲を弾きながら、「海に深くもぐっているときの深海の様子はまさに
この曲のイメージ」、と語っていたのを聞いてからは、
ときどき海の奥深くを想像して弾くようになった。

今日観たガラの作品は、その両方とも違うものだった。
モスクのような形の神殿が中央にあり、光を放っている。
周りは夜空に雲、森。

家に帰って、ガラの絵を思い浮かべながら弾いてみた。
想像するものが違うと、気分が少し違った。
でも、今までのイメージの方が自分にはしっくりくるみたい。

絵と音楽の日でした。

b0093920_21463499.jpgb0093920_2146508.jpg











上野公園、桜が咲いてました。大寒桜かな?
本番の桜のほうは、つぼみがふっくらしてました。
[PR]
by mpana | 2007-03-08 22:01 | 美術展・個展など
<< まわりにある色 大泉洋×2 >>