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描く文字
“パリのエスプリ 佐伯祐三と佐野繁次郎展” へ

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佐伯祐三氏については初めて知りました。
1898年生まれ。洋画家。
20代半ばで渡仏。30歳で亡くなる。

作品の中でもパリの風景は、特に心に響いてきた。
建物、看板やポスターなどの文字。
いつもグレイのくもり空。パリのどんよりとした空気。
時代の気分がでてる。
ご本人の気分もでている。
ユトリロっぽい印象を受けた。
重たいけれど、すきな絵だった。


そして、佐野繁次郎氏。
展覧会のタイトルのお名前を見てピンときた。

「あの字の方だ!」

堀井和子さんの本の中でときどきおみかけする
なんとも味のある、すてきな装丁の本。
それを描いた方の名前、確か本に佐野繁次郎さんとでていた。

それで、今日はこちらにきたのです。

b0093920_23395782.jpg展示されていた作品の中には、佐野氏が手がけた装丁の本もいっぱい。

芸術家の方の文字って、「書く」と同時に「描く」なんだなぁ。
下手うま、といったら怒られちゃうかもしれないけれど、子どもが書いたかのような愉快な文字。本のタイトルを文字で「描く」と、より雰囲気が伝わってくる。








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これらの本、本屋さんで表紙をみたら間違いなく手にとってしまう。
色づかい、粋でかっこいい。
色のニュアンスが、本当に絶妙。
(展示されていた絵画なども色がすごくすてき!)
フランス語が入ってるやつもかっこいい。
レトロ感がいい。

とにかく、それらを目の前にすると、
思わず微笑んでしまうようなものばかり。

手がき文字の素朴な温かさ。
いきいきとしていて、文字がいまにも踊りだしそうな様子。
絵のように表現できる楽しさ。
すごくすきでした。


b0093920_0202681.jpg美術館付近より。






















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by mpana | 2007-04-20 23:51 | 美術展・個展など
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