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インカ・マヤ・アステカ展
すずしい日。
小雨がぱらつく。

b0093920_21541195.jpg国立科学博物館へ。
“インカ マヤ アステカ展”を観に行ってきました。
とても不思議な世界でした。

インカ、アステカ文明は、15世紀前後の文明。日本の室町時代のころ。マヤ文明は紀元前より2000年近く続いたという。
どの文明もすごく土っぽく、自然と深くつながった文明。“人の自然に対する敬意=生きることそのもの”だったんだなぁと思った。アステカ文明では、太陽や水や火などの自然そのものを神として崇めていて(トウモロコシの神様もいた)、その神に生贄を捧げるという風習があったそう。
生きていく上で、“自然は偉大である”ということを身を持って知っていたから、そういった儀式が行われ、命をさしだしていた人々。

現在の世界を考えてみると、
彼らの文明とは反対の方向へぐんぐんと進んでしまったみたい。

これらの文明には侵略の歴史もつきまとう。
それを頭に描きながらふと思ったのは、
「奪った側は、何かを得たと思うかもしれないけれど、
同時にものすごく大切なものを失っている」ということ。
すぐには分からないかもしれないけれど。

装飾品や土器、石碑、石像、と数多く並んでいました。
なんだか不思議な顔をしていたり、何に使うのか分からなかったり
そんなものも多い。
よけいに「これはなぜ作ったのかなぁ」と興味をひかれる。

ミイラもいました。
肉体だけなんだけれど、でもそうではないような、
独特な存在感。
思わず心の中であいさつしてしまった。
「ここまではるばる(年月も距離も)来て下さって、ありがとうございます!」

インカの人たちが考えるミイラは私たちの感覚とは全くちがうもので、
ミイラにお願いごとをしたりしていたそう。

すごく色々と不思議だった。
彼らにとっては、こっちのほうがよっぽど不思議だったりするんだろうけれど・・・。

南米にも行ってみたくなりました。
頭の中の旅は続きます。
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by mpana | 2007-08-30 22:47 | 美術展・個展など
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