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小石原焼
手仕事フォーラム勉強会へおじゃましました。
福岡の“小石原焼”について。
作り手さんもいらして、技法の説明も交えながら、
お話を聞かせていただけるよい機会だった。

民藝品について学ぶと、
その土地の風土、歴史、気候、文化、といったことを必ず考える。
それらの条件から、独自のものが生まれてくるのを知るのは本当におもしろい。

小石原焼と小鹿田焼。

2つともとても近くにある窯場であり、技法もよく似ている。
でも、その場で採れる陶土の性質が異なるため、
よく注意してみると、違いが分かることを教わった。
また、陶土のみならず、立地条件からも、販売方法、作るもの(売れるもの)、も異なるため、
結果、外側にむけた仕事をするに至った小石原焼と、
作陶のみに没頭できた小鹿田焼、というように仕事をしている陶工の方々の姿勢も
違ったものになっていったそう。

ふと、自分の住んでいる場所を考えてみる。
自分の暮らしぶりを考えてみる。
すると、今いる場所からの影響を知らず知らずのうちに受けながら生活していることがわかる。
住んでいる場所。よく行く場所。
いろいろと恩恵にあやかっているんだろうな。

器のつぎは布。
“久留米絣”

経糸(たていと)に絣を入れる方法。
緯糸(よこいと)に絣を入れる方法。
経緯それぞれに絣を入れる方法。(いちばん大変)

それぞれの技法で織られた藍染の布を見せていただく。
鶴、亀、打ち出の小槌、お城、家紋・・・。
たいていおめでたい図柄が織り込まれている。

こういった図柄の布は、婚礼のときに持たされたりするものだったそう。
藍色はすごくいい。

おもしろかったのは、
「日本の昔のものは、みんな美しい!今はだめだなぁ。」なんて、
昔のものは全ていいように言う人もいるけれど、
こういう時代のものでも下手なものはたくさんあるから、
全部いいというわけではないんだよね!というお話。

昔も今も、美しいものとそうでないものはあって
美しいものを見る感性は各々磨くしかない、ということが分かった。

夜ごはん。主に小鹿田焼の器がたくさん使われているお店にて。
さっきまで手にとってみたり、話題にしていた器たち。

参加されているみなさん。いろいろやっていらしておもしろい。
いいもの、いいこと、どんどんたくさんの人たちと共有したい。
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by mpana | 2007-11-25 01:57 | 美術展・個展など
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