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薬師寺展
b0093920_124424.jpgやっと行ってきました。

会期も終盤にちかづいているので、
金曜夜の部に行ったのですが、とても混んでおりました。

そんな中、やはり日光・月光菩薩は
やわらかな体のラインを保ちながら、すっと立っていらっしゃいました。

はっとするほど美しい姿。

人があふれる中、ちょうどだれのじゃまにもならず、
だれも足を止めていない穴場スポットを発見。
少し離れたそこから、しばらくお二方をながめていました。

ちょうど像の左側の斜め下あたりから見上げるくらい。
すると、おかしなことに、日光菩薩の手が「good!」というときの手のように見えた。
お顔も「よーし、よくやった!」と満足したときの、ちょっぴり得意げな笑みを
たたえているよう。
お隣の月光菩薩は、それを微笑ましくみているようなほんのりやさしい笑みを
浮かべていました。

もちろん、近づいてみると手の形はもちろんのこと
表情もまた違いました。
それにしても、角度などによって本当にいろいろなお顔をお持ちです。

ちょうど、2ヶ月ほど前の情熱大陸で
この展示をてがけたデザイナーさんがとりあげられていて、
どうしたら、より美しい姿を鑑賞できるか、懸命にとりくんでいる姿が
映し出されていました。

実際みてみて、近づいたり、裏から眺めたり、同じ目線に立ってみたり、と
360度あちこちから像をみることができる展示は、
すごく発見が多く、とてもたのしかった。

ひとつのものの持つ表情の多彩さ。
像の周りを一周するだけで実感できました。

日々のことであっても、
ひとつのものからたくさん気づけるように
いろいろな角度からみなくては、と思いました。
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by mpana | 2008-05-23 23:59 | 美術展・個展など
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