image and invisible
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すばらしかったコンサート。
その2日後、こんどは高木さんのトークイベント。“映像と目に見えない存在”

これは聞かなくてはいけない という予感。的中。
ものすごかった。
ずどんとおりてくるものがあった。

そこにあるのだけれど目には見えないもの。

高木さんからでてくる映像や音や言葉から
気づかせてもらえることが驚くほどにたくさんある。

個展にコンサートにお話に、と流れるように続いていく中で
うねりに飲みこまれてしまったよう。
なかなかぬけだせないでいる。

Homicevalo また涙がでそうだった。


          ◇

最近でいちばん気に入ったものに出来上がりそうだったマグ。
窯だしのときのアクシデントで割れてしまったのだそう。
かなしいけれど、仕方ない。

ただ困ったことに、それを今度ある展示に出すつもりだったので、
代役どうしようかな・・・。

割れたのを一応持って帰った。

「これ 金継ぎしてケースにでも入ってたら、
後世ですごい!ってことになるかもしれないよ」

なんて話して、どわっと笑う。

美術館のケースに陳列された年代物の立派な茶碗たちよ。
うっかりまぎれようとしたりして、たいへん失礼しました。

ああ、ほんとどうしよう。
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# by mpana | 2008-10-20 23:25 | 音楽
コンサート
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高木正勝さんのコンサート。
“Tai Rei Tei Rio”

よかった、とっても。

どこかの国のようで どこの国でもない
つきぬけているようで 全てを内包しているような 大きな音楽。

ちょうどピアノの鍵盤がよく見える席だった。

大きなスクリーンに映し出される映像。ともに奏でられる音楽。
映像も見たいけど、ピアノの手も見たくて、両方見ていて
さらには、たくさん入っている様々な楽器や声の方向も見たくて
たいへん。

でも、そんなことおかまいなしに、重なり合った音たちの力が
どわーとやってきて、いつの間にかそこにぐーっと入っていた。

なつかしい ということについて考えたりした。
自分が過去に経験したわけではないはずなのだけれど
なんだかなつかしい気持ちになってしまうものごと。

太古の記憶とかいろいろと・・・。

そういう気持ちになるような音や映像が今日もたくさんでてきた。

初めて見た “Homicevalo” という映像。
白い馬と白い服の女の人がずっと映し出されている。
すごくなつかしく ちょっと苦しいくらいに切ない。

いろいろな余韻がぬけない。
すてきな夕べだった。
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# by mpana | 2008-10-17 01:03 | 音楽
お届けもの
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堀井さんのガラスが届く。

葛を溶いたようなとろりとした質感。
そのやわらかさと同時に真摯なほどの透明さをあわせ持っている。

それを通してみる ものの輪郭の淡さは
うつくしい記憶をぼんやりとおもいだしているときに ちょっと似ている。

展覧会というシチュエーションでなく、
実際に家で 等身大の感覚で見ると
そのときには気づかなかった ガラスに内包されていたものが
ぽわっとあらわれてきた。

自分で選んだのだけれど、日がたってみると
どこかから特別な贈り物がやってきたみたいでなんだかうれしい。

         ◇

ふとテレビをみるときれいなセピア色。
あ。

グレゴリーコルベールの特集がちょうどはじまるところだった。

心がすっと静かになって、広く深くなる。
昨年みたときの感覚が一瞬にしてもどった。
じーんとした。
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# by mpana | 2008-10-05 22:58 | アート